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24時間稼働の「スマート工場」 

 

ロボット犬が設定されたルートに沿って巡回点検し、AI(人工知能)システムが鉄スクラップの等級をリアルタイムで分析し自動的に判定する……。今年の春節(旧正月、今年は2月17日)に伴う2月15日から23日までの9連休中、寧波鋼鉄有限公司(浙江省寧波市)の工場では、データフローが従来の生産ラインに代わり、生産を駆動する新たなエンジンになっていた。中国新聞網が伝えた。

この工場は中国製造業のスマート化への転換加速を示す1つの縮図だ。データを中核とするスマート工場はここ数年、製造業のデジタル・スマート化の重要な鍵になりつつある。春節連休期間中でも、一部のスマート工場は稼働を続け、自動化された生産ラインと遠隔コントロールシステムによって、生産は止まらず、サプライチェーンが途切れることもなかった。

寧波鋼鉄の未来工場では、工場スタッフがコントロールプラットフォームを通じて工場エリアの「一挙手一投足」をリアルタイムで監視している。企業の責任者によると、この工場には現在、エンボディドAI巡回点検ロボット「寧小鉄」、研究開発と生産の一体化、AIによる短時間での鉄スクラップの等級判定など、20以上の高付加価値シーンが見られる。新技術の応用によって、企業の開発期間は30%短縮され、従業員1人あたりの生産性は18%向上し、エネルギー利用率は12%上昇。さらに、鉄鋼産業全体のトランスフォーメーションにおいても同様のモデルを採用でき、普及が可能な実践モデルを提供しているという。

中国では今、寧波鋼鉄のようにトランスフォーメーションを図る製造業のスマート工場が増え続けている。

データによれば、中国には基礎レベルのスマート工場がすでに3万5000ヶ所あり、先進レベルは8200ヶ所以上、卓越レベルは500ヶ所を超え、最先端レベルのスマート工場は15ヶ所にのぼる。

2024年11月、海爾(ハイアール)傘下のエアコンメーカーである青島海爾中央空調有限公司が第一弾の最先端スマート工場に選出され、スマート化レベルで家電産業のトップグループに入った。海爾のスタッフの説明によると、この工場のスマート化レベルは主としてオーダーメイド化と集積化に体現されている。AI関連技術はユーザーの個別ニーズへの対応を可能にし、スマートな機種選定、サプライチェーンの協調、生産計画の自動作成、生産ラインのスマートな調整などもサポートする。工場は将来、「AI+製造」を深化させ、サプライチェーンのスーパーAIエージェントによって、ニーズの予測、柔軟な生産計画、在庫管理などのシーンもスマート化するという。

2024年に6当局が共同でスマート工場の段階的育成行動を実施して以降、スマート工場の建設は展開が加速する段階に入った。

北京市は「グローバルAIトップ都市」を目指し、応用面で人型ロボットのパイロット生産プラットフォームとスマート工場を建設する予定だ。上海市は「AI+製造」エンパワーメント行動を打ち出し、2028年までに大手企業すべてのスマート工場化を推進し、ロボット密度を工場作業員1万人あたり600台にすることを目指す。広東省広州市は「2035年までに工業付加価値額を倍増させる」という目標に焦点を当て、先進製造業と現代サービス業の「二業融合」、および産業のスマート化とグリーン化という「ダブルトランスフォーメーション」を推進するという。

技術開発、実用化、産業クラスターをカバーする中国「スマート製造」の新たな構図が、急速に描き上げられつつある。

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