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中国のメーデー5連休中の海外旅行が人気に日本や韓国が中心

 

今年は5月1日から5月5日まで5連休となるメーデーを目前に控え、多くの人の話題はもっぱら「どこへ旅行に行くか」になっている。4月16日の時点で、多くの旅行サイトが5連休中の予測データを発表している。

旅行サイト・携程網の予約データによると、5連休中、最も人気となっている中国国内の旅行先トップ10は、北京、上海、重慶、杭州、成都、南京、西安、武漢、広州、長沙となっている。定番の人気旅行先が5連休中も人気となっていることが分かる。

また今年のメーデー5連休は、海外旅行の人気が高まりそうだ。旅行会社・衆信旅游集団の広報担当者・李夢然氏によると、サプライチェーンの回復や、多くの国が中国人を対象にビザ免除措置を実施しているといった要素が重なり、同社の5連休中の海外旅行商品の数が前年同期比で200%増となっている。現時点で、海外旅行を予定している人の数は、前年同期比で約370%増となっており、今後は400%増以上になる可能性もあるという。

携程網が発表した「2024『メーデー5連休』中の旅行動向洞察報告」によると、5連休中に人気となっている海外旅行先は、日本やタイ、韓国、マレーシア、シンガポール、米国、インドネシア、オーストラリア、フランス、ベトナムなどだ。また、サウジアラビアやカタール、ウズベキスタン、タジキスタンといった「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設国に向かう旅行の予約件数も前年同期比で増加している。

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