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元日連休の旅行トレンドは「北でスキー、南で海」

元日に合わせた連休が近づく中、各地で次第に消費が活発化している。デリバリープラットフォーム「美団」と口コミサイト「大衆点評」のデータによると、2024年の元日連休の旅行予約数(宿泊、入場券、交通など)は12月27日の時点で前年同期比500%以上増となり、目的地のトップ5は哈爾浜(ハルビン)、重慶、成都、長沙、南京となった。

2024年の元日連休旅行のトレンドは、「南の人は北へ、北の人は南へ」という南北の人が互いの地域を訪ねる旅行だ。

冬に入り、黒竜江省の二浪河景勝地は観光シーズンを迎えている。「元日の部屋は1、2週間前には予約で埋まった。宿泊客はいずれも南方の若者で、広東省からの観光客が約60%を占める」と、地元の民泊施設経営者は語る。

一方、中越国境近くの広西壮(チワン)族自治区防城港市東興市には、「冬を越す渡り鳥」のように東北から来た人々が多く集まっている。地元レストランの経営者によると、最近は北方からの客が30%以上増加。近くを観光した際に、「大衆点評」で同店を見つけて来店するという。

「美団」のデータによると、12月27日の時点で、他省から東北地域を訪れる観光客のトップ3は広州市、深セン市、上海市からの観光客で、主にスキー、スケート、氷の彫刻などへの関心が高い。一方、海南省三亜市、雲南省昆明市、広西壮族自治区南寧市など温暖な南方地域の都市は、北方からの観光客にとって「寒さを避けて年を越す」人気目的地となり、花や海に関する情報を検索することが多い。

遠方から来た観光客は、ホテル、景勝地、飲食業など様々な業態で消費を牽引している。

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