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北京の常住人口が6年連続減少,健康・文化教養は中国のトップレベル

 

12月16日に発表された「北京人口青書・北京人口発展研究報告(2023)」によると、2022年の北京市の常住人口は2184万3000人だった。北京は常住人口規模が17年以降、6年連続して減少しており、人口の地域分布は複数のポイントが下支えし傾斜的に分布するとの構造を呈し、人口の健康レベルと文化教養レベルは中国のトップレベルだという。


浙江大学国際連合商学院(ZIBS)デジタル経済・金融イノベーション研究センターの連席センター長を務める研究員の盤和林さんは、「北京市の常住人口規模が6年連続減少した背景には、能動的な要因もあれば、受動的な要因もある」と述べた。


盤研究員は、「一方で、これは北京市の逆都市化によるものだ。実際、これは世界の大都市に一般的にみられる動きでもある。多くの国の繁栄がよりどころとするのは都市群であり、単一の都市ではない。他方で、北京市には人口高齢化の問題が存在し、出生率は全体的に低下し、都市でのコストが上昇することにより、一部の若者が小都市に戻って暮らすようになった」と説明した。


人口構造の面では、同青書は「北京市は人口高齢化のレベルが一層高まったが、生産年齢人口の割合は今なお全国を上回る」と指摘した。


データを見ると、22年に北京の60歳以上の高齢の常住人口は465万1000人で、市内総人口に占める割合は21.3%となり、全国平均を1.5ポイント上回った。15-64歳の生産年齢人口は15年から減少傾向が続いており、22年は1590万2000人に減り、市内総人口に占める割合も72.8%に低下したが、それでも全国平均レベルを上回った。


また同青書によると、北京の人口の健康レベルと文化教養は中国のトップレベルにある。21年には北京の戸籍がある住民の平均寿命は82.47歳で、同期の中国平均を上回った。20年は15歳以上の常住人口の平均教育期間が12.64年となり、中国平均を大幅に上回った。22年は市内の15歳以上の常住人口10万人あたりの短大・高専以上の学歴の人は5万6181人だった。質の高い労働者の規模が安定し、北京の国際テクノロジー・イノベーション中心地建設とハイレベルの人材先進地構築、イノベーションチェーン、産業チェーン、資金チェーン、人材チェーンの深いレベルの融合推進のための基礎を打ち立てた。

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