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中国、通年でGDP成長率5%前後の目標達成に自信

中国国家統計局の盛来運副局長は18日に国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、「速報値の計算によると、今年の第4四半期(10-12月)の国内総生産(GDP)が前年同期比で4.4%以上増加しさえすれば、通年で5%前後の目標の達成は保証される。通年の目標達成には非常に自信を持っている」と述べた。

盛副局長は、「第1-3四半期(1-9月)のGDP成長率は5.2%で、通年の5%前後の目標達成に向けた非常に良好な基礎が打ち立てられた。第4四半期(10-12月)の経営運営は回復好転の流れが続くとみられる。第1-3四半期の状況から考えれば、生産にしろ需要にしろ、実体経済の予想という点でも、実体経済の経営状況という点でも、すべて回復好転している。経済運営には慣性があり、第4四半期も安定に向かって回復する状況が続くと予想される」と述べた。

盛副局長はさらに、「これまでに打ち出された一連の成長を安定させる政策措置の効果が引き続き現れるだろう。政策が徐々に実施されるのにともなって、積極的な効果がさらに顕在化するだろう。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により、第4四半期のGDP成長率は2.9%にとどまった。そのため、今年の第4四半期は比較の対象となる前年の基数が相対的に低いのだ」と指摘した。

盛副局長は、「以上の判断に基づいて、第4四半期に経済は引き続き回復好転し、全体として回復傾向を維持するだろう。通年の5%前後の目標達成に非常に自信を持っている」と述べた。

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