日本企業、「中欧班列」の国際貿易を促進する役割に注目

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駐名古屋中国総領事館が主催する「一帯一路」（the Belt and Road）国際定期貨物列車「中欧班列」PRイベントが20日、日本の名古屋市で行われた。参加した日本企業の代表は、中日貿易と世界経済を推進する中欧班列の役割を楽観視する姿勢を相次いで表明した。

中国の呉江浩駐日大使は、「中欧班列は『一帯一路』共同建設の旗艦プロジェクトとして、『一帯一路』建設推進が絶えず拡大されるのにともなって、今や広い人気を博した国際公共財となり、経済貿易協力の重要なプラットフォームとなった」と述べた。

楊嫻・駐名古屋中国総領事は、「日本の中部地方は製造業が発達し、ここで生産された自動車、部品、工作機械など多くの商品が名古屋港から中国と世界各地へ輸出される。中部の企業はすでに中欧班列の急行列車に乗り込んでおり、今後はより多くの日本企業に中欧班列を利用してほしい」と述べた。

日本通運株式会社の天白淳執行役員は、「日本通運は中国大陸部の43都市に支店174ヶ所を設立し、社員は約4000人おり、当社にとって中国は展開規模が最大の海外市場の一つだ。今後はより大きな発展に向けて、中国市場で安定したサプライチェーンを維持することに努める」と述べた。

名港海運株式会社港湾物流部の張思東部長補佐は、「名古屋にはトヨタなど国際化した製造型企業が多く集まり、海外との貿易が密接に行われている。大型設備を欧州に運ぶ場合は、一般的な海上輸送よりも、中欧班列のサービスを利用すれば輸送にかかる時間が大幅に短縮される」と述べた。