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平均月収約50万円 市場ニーズの大きいAI人材

今、春の就職シーズンの真っ最中だ。雇用の現場を取材すると、今年に入ってから対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」の人気が上昇するにつれて、AI技術がますます企業に重視され、AI関連分野を専攻した求職者が引く手あまたの状況になっている。

北京の大学で行われたキャンパス求人イベントでは、AI関連専攻の卒業生が今年の雇用市場で企業が奪い合うほど人気が出ていた。製造、金融、医療などの産業が高度化する現在、AIの応用シーンは絶えず広がりをみせている。これがAI関連人材に対する市場のニーズを増大させ、提示される賃金も上昇している。

AIを専攻する今年度の大卒者である石鈞さんは、「自分の専攻なら雇用情勢は楽観できる。インターネット企業に入れば年収25万元(1元は約19.5円)以上、30万元前後になる」と話した。

データによると、今春の就職シーズンには「AIエンジニア」が高賃金ランキングでずっとトップに立ち、求人市場で提示される月収の平均が2万5000元を超えたこともある。

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