職業分類大典にデジタル系97職業が追加

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デジタル化が猛烈な勢いで発展する今、多くのデジタル職業が機運に乗じて登場した。中国職業訓練技術指導センターの呉礼舵センター長は、「最新改訂版の国家職業分類大典には計97種類のデジタル系職業が追加され、職業全体の6％を占める」と説明した。

産業分類を見ると、デジタル職業の大半はデータセキュリティ工学技術者、インダストリアル・インターネット工学技術者などのデジタル技術応用業、スマートビル管理者、インターネットマーケティング担当者などのデジタル化効率向上業とデジタル要素駆動業、農業デジタル化技術者などのデジタル製品製造業とデジタル製品サービス業に集中している。

北京市人的資源・社会保障局が発表した「2021年北京市人的資源市場賃金ビッグデータ報告」によると、一部のデジタル職業は賃金レベルが高い。うちトップのブロックチェーンプロジェクト技術者は、年収の中央値が48万7千元（約950万円）に達する。2位は情報セキュリティテスター、3位はクラウドコンピューティングエンジニア、4位は人工知能（AI）エンジニアだ。

中国情報通信研究院が発表した「デジタル経済の雇用への影響研究報告」によると、中国のデジタル人材が大きく不足しているという。

中国インダストリアル・インターネット研究院が発表した「インダストリアル・インターネット産業人材ニーズ予測（2021年版）」は、インダストリアル・インターネットの人材ニーズが3年連続で高度成長を遂げており、23年には235万5千人の人材が必要になると予測している。