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中国複数の地域で4-6月期の賃金上昇 非一線発達都市が強い勢い

新型コロナウイルスワクチンの接種が秩序よく進み、感染症対策の常態化が絶えず推進されるのに伴い、企業の日常的な生産経営活動もすでにほぼ通常の状態に戻り、とりわけ感染症の影響が深刻だった一部の業界が底を打って反転上昇する勢いが特に目立つ。企業が従業員に支給する賃金は第2四半期(4-6月)に回復上昇傾向を保っただろうか。求人求職サイトの前程無憂の人的資源調査研究センターはこのほど、2021年第2四半期の賃金情勢について踏み込んだ調査研究を行い、1日にその結果を発表した。

関連データによると、21年第2四半期には就職先として人気のある都市27ヶ所の平均賃金は前期に比べて引き続き上昇した。分析によると、経済の国内循環が展開し、対外貿易の輸出入が増加傾向を保つのに伴い、目下の企業経営は感染症の影響からほぼ脱して安定の段階に移った。それに加えて、企業が同期に賃金の引上げを続けることにより、従業員の収入が持続的に増加したのだという。

一線都市以外の発達した都市の賃金上昇幅が引き続き強い勢いを保った。ここ数年、こうした都市は経済が常に活発で、企業の競争力が上昇を続け、それに伴って人材ニーズも増加し、企業の賃金水準の上昇をさらに促進した。

同期の企業の賃金データを形態別に見ると、民間企業と国有企業の賃金上昇幅が引き続き他の形態の企業を引き離した。分析によると、ここ数年は中国国内企業の発展ペースが速く、実力の高まりと人材をめぐる激しい競争を受けて民間企業が絶えず賃金水準を引き上げた。一方で、国有企業の賃金水準が徐々に市場化することにより、賃金上昇のペースが加速したという。

新エネルギー自動車の発展ニーズに伴って、国内の自動車メーカーが急速に発展し、関連業界の人材は引く手あまたで、賃金もこれにともなって上昇した。中国ではワクチン接種が大規模に行われ、飲食業界への規制が徐々に解除される中、人々の会食や娯楽などの活動が回復して、関連業界の人材ニーズと賃金上昇幅が増大した。

また国内向け物流業界のプラットフォーム資源の統合、対外的な工業システムの整備がもたらした強大な生産力と輸出力が、交通・輸送・物流業界と貿易・輸出入業界に力強い発展の原動力をもたらし、どちらも賃金上昇幅のベスト5入りを果たした。

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