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6割の業界で女性比率が上昇 新一線都市が女性に人気

58同城招聘研究院が8日に発表した働く女性の求職に関するビッグデータによると、2021年1、2月には、女性の求職者が前年同期に比べていずれも上昇傾向を示し、それぞれ7.01%、10.01%増加した。業界別にみると、卸売・小売業が女性の雇用を受け入れる主要な場となっている。BOSS直聘研究院が同じ日に発表した職場の男女間賃金格差に関する報告によると、賃金が年々上昇するのに伴って、インターネット技術、通信、人工知能(AI)などのデジタル技術に関する職業は、女性が仕事でぶつかるカベや賃金格差を打破する重要な突破口になるものと期待されるようになり、昨年以降は女性の職場への浸透率が上昇を続けている。「北京日報」アプリが伝えた。

58同城が提供したデータでは、21年に仕事を探している女性に人気の業界トップ5は、▽卸売・小売業▽ホテル・飲食業▽製造業▽住民サービス・メンテナンス・その他のサービス業▽情報伝達・ソフトウェア・情報技術(IT)サービス業だった。ここから新時代の働く女性の活躍の場が広がっていること、第三次産業のサービス関連の仕事をこなすだけでなく、戦略的新興産業に飛び込んで才能を発揮することもできることがわかる。20年は女性の交通輸送業、倉庫貯蔵・郵便配達業への履歴書送付件数の前年同期比増加率が最も高く、25.38%に達した。次は製造業で13%を超えた。

求職先の都市のアクティブ度を見ると、仕事を探している女性に人気の都市は北京、成都、深セン、重慶、上海、広州、長沙、武漢、杭州、西安だった。北京は人材の「宝庫」として、人材の誘致力でトップに立ち、大勢の女性が北京で就職しようとしている。西安は全国に先駆けて「最も簡便なプロセス、最も低いハードル、最も少ない条件」の定住メカニズムを構築したことから、大勢の女性の流入が急速に進んでいる。

昨年と比較すると、西安が東莞よりも女性の人気を集め、求職人気都市の10位に入った。20年は女性の履歴書送付件数が前年比増加したところは長沙、鄭州、貴陽、南寧、青島だった。一方で、こうした都市はいずれも中国TOP100都市に名を連ね、経済が安定傾向の中で好調さを維持し、就業チャンスも多い。もう一方で、新一線都市は雇用と生活にかかるプレッシャーが相対的に弱く、仕事を探す女性の安心して暮らし、楽しく働きたいという願いをかなえることができる。

BOSS直聘研究院のまとめたデータによれば、女性の職場への浸透率が上昇を続けており、20年は全業界の6割で女性の割合が上昇した。同報告書は、「2010年以降、高等教育を受けた女性の割合が男性を上回り、今後もこうした流れは続くとみられる。21年1-2月には、仕事を探している女性のうち、四年制大学卒業以上の学歴をもつ人の割合が41.9%に達し、男性を6.7ポイント上回った」と指摘した。

ネット・ITと電子通信業界の場合、女性の就業者の割合が上昇を続けると同時に、女性の平均賃金の増加率が高く、それぞれ4.0%、2.7%増加した。

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